「まだ切れる」は一番危ない。利益を削るのは、摩耗した刃だ
お客様の現場で現場でよく聞く言葉があります。 「まだ切れるから、もう少しこの刃でいこう」 でもその“もう少し”が、思わぬ落とし穴 摩耗した刃は、パッと見は問題なくても、切断面に細かなバリやささくれを生みます するとどうな […]
刃の“ささやき”に耳をすませ —現場全員で守る品質—
切れ味が落ちてくると、丸ナイフは静かに“合図”を送ってきます それは、かすかな「カチッ」という音の違いだったり、切断面に出るほんの小さなバリ、または材料が引っかかるわずかな違和感 でも、この「気づき」は決して一人だけの仕 […]
刃の交換は“感覚”じゃなく“データ”で決める時代
「なんとなく切れ味が落ちてきた気がする…」 これ、現場ではよくある話ですよね でも、そんな曖昧な感覚で刃を交換していませんか? 実は、生産数や稼働時間をきちんと記録して「交換サイクル」を管理するだけで、トラブルの9割は防 […]
研ぎの「腕」が品質を左右する
再研磨の精度が切断品質を左右する 丸ナイフは、使用する素材や切断条件に応じて最適な刃先角度や形状が求められます。再研磨時にこれらの要素を正確に再現しなければ、切断面の品質が低下し、製品の精度や美観に悪影響を及ぼす可能性が […]
研ぐべきか、替えるべきか──“刃欠けの見極め”
丸ナイフの刃に欠けがあると、「とりあえず研いで直そう」と考えがちです小さい欠けの場合は良いのですが、刃欠けが深すぎる場合は、研磨によって刃の形状やバランスが大きく崩れ、かえって性能が低下することがあります そうした時こそ […]
刃角の再現性が、切れ味と寿命を決める
丸ナイフの切れ味や耐久性は、「刃の角度=刃角(はかく)」によって大きく左右されます角度が変わってしまうと、思ったように切れなくなったり、早く摩耗したりする原因になります そこで私たちは、再研磨の際に元の刃角を正確に再現す […]
刃の“バランス”が切れ味を支える
丸ナイフを再研磨する際に、見落とされがちだけれど非常に重要なのが「バランス取り」です もしも一方向ばかりを多く削ってしまうと、ナイフの重心がずれ、回転時にブレや振動が発生しますこれが積み重なると、切断精度の低下や、機械へ […]
使用後の清掃と保管で刃の寿命を延ばす
作業後、刃や機械に付着した汚れや水分をそのままにしておくと、錆の原因となり、刃の性能が低下します。 そのため、使用後は以下の手順で清掃と保管を行いましょう さらに、刃に欠けや異常が見られた場合は、無理に使用を続けず、速や […]
再研磨のタイミング:切れ味の低下を見逃さない
日々の作業で「いつもと違う」と感じた瞬間、それは丸ナイフからのサインかもしれません。切れ味が落ちると、切断面にバリが出たり、摩擦熱による異臭が発生したりします。また、切断時に必要以上の力が必要となり、作業者の負担が増加し […]
プロの目はごまかせない!廃棄刃に眠る、第二のチャンス
「この刃物、もう切れないし処分しようか?」 その判断、ちょっと早いかもしれません! 実は、多くの企業が「寿命」とみなしている刃物の中には プロの目と技術で再生できるものがたくさんあります 例えばこんなケースありませんか? […]